デフォルトモードネットワーク(DMN)
今回は、心理学とは少し違いますが、日常生活を助けるものなのでご紹介しようと思います。
デフォルトモードネットワーク(DMN)とは何か?
デフォルトモードネットワークとは前頭葉内側部、前帯状回、後帯状回、下頭項小葉など広範囲な脳領域が含まれています。
主に、デフォルトモードネットワーク(DMN)の役割は
- 自己認識 → 自分自身を考える時
- 見当識 → 自己が置かれた状況を把握する時
- 記憶 → 記憶の処理
上記、の内容を処理しているといわれています。
また、脳は1日400カロリー消費しその内訳は、意識的な活動に5%、脳の維持補修で20%、残りの75%ぼんやりしている時に消費している。
この、ぼんやりしている時にデフォルトモードネットワークが活動している時と言われています。
なので『デフォルトモードネットワーク=無意識』と言えます。
デフォルトモードネットワークは脳の消費カロリ―を、約75%を使って処理しているので、意識的の消費カロリーの約5%でやるより効果的に処理出来るということです。
要は、日頃の作業をデフォルトモードネットワークを使って出来るようになると生産性が高まり、短時間で終わるようになり、時間を有効的に使用できるようになると言う事がいえます。
日頃に使っている、デフォルトモードネットワーク(DMN)
みなさんは、小さいころ初めて自転車に乗れた時の事を覚えていますか?
初めの頃は、まっすぐ進むだけでも神経を張り巡らせてふらつきながら進んでなかったでしょうか?
でも、今はどうですか?他の事を考えていても乗れていませんか?
これが、デフォルトモードネットワーク(DMN)に落とし込むと言う事です。
どう、落とし込むか?
やり方は、いたってシンプル
意識的に作業をする。
これだけです。
慣れてくると、デフォルトモードネットワーク(DMN)で作業出来る様になると思います。
ちなみに、野球のイチロー選手は階段を上る時ですら、「今、筋肉はどう動いているか」を確認しながら上っていたそうです。だからこそ試合中に無意識に最適な動きが出来ていたのではないでしょうか。
※集中力が必要な作業は、落とし込まず意識的に集中するのを続けてください。
(作業をいったん中断し別の事をすると集中力が戻ると思います。詳しくは別サイトにてUPしていますのでご覧ください→超集中力要約)
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