真似で印象アップ 「ミラーリング効果」

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こんにちは、Shinです(・ω・)ノ

今回は、意識的に相手に好印象を持って貰えるように誘導するテクニックをご紹介します。何をして誘導するかと言うと、相手のマネをする事で自分と似ていると錯覚する事で(シンクロ効果と言います)好印象を持って貰えるようにします。そのテクニックの名前は「ミラーリング効果」とか「カメレオン効果」などと呼ばれています。

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ミラーリングとは?

まずミラーリングとはどんなものなのだろうか?

  • 鏡に映っている様に真似る事

単に良く行動を共にする友達や家族などの口癖や仕草模倣しているという意味。

  • 「自己の同一化」・理想化

相手を素晴らしい存在だと感じて「模倣」する。これはミラーリングはNLP(神経言語プログラミング)とも呼ばれ、体験を「視覚」「聴覚」「身体感覚」の3つの感覚からアプローチして脳の中にあるプログラムを書き換える事で自分の悪習慣や苦手意識を変える事が出来る。(クリントン元大統領やマザーテレサも何らかの形で活用していたと言われている)

ミラーリングを行う方法は?

まず一つの実験を紹介します。

・ミラーリング実験の内容

1、80名の大学生(男69名女11名)を集めて高視点取得者と低視点取得者に分けます。

高視点取得者と低視点取得者というのは簡単にいうと、人の気持ちを察せれる人とそうでない人を分けるといった感じです。(詳しくは下記にあります)

2、前12問のうち参加者が先に6問回答する事でロボットがミラーリング出来る様にする。(意識的なミラーリング)

3、ミラーリングする際に、ロボットが参加者と同じ答えにする確率を50%、66%、83%、100%に分け、参加者がどれか一つの確率に当たるようにする。

4、残りの6問はロボットが先に回答し参加者がロボットをミラーリング出来る様にする。(無意識でのミラーリング)

5、参加者にロボットに対する印象を9つの印象語で聞き取りする。(印象語→人間的な、親しみやすい、生物的な、生き生きとした、性格が明るい、暖かい、心が開ける、優しい、対話的な)

実験結果

4種類の確率と9つの印象語それに視点取得能力を入れて分類した結果、ミラーリングの効果があると言えるデータを示した。

それは、高視点取得者に83%で答えを揃えた時に意識的に好印象を与える事が出来た。

ミラーリング効果実践する方法

上記の結果、約80%の口癖や仕草また、意見を真似る事で相手に意識的に好印象を与える事が出来る。ただ、相手の能力や自身のミラーリング能力にもよる。これは同じ行動をしている事に相手が気づけない場合や相手にミラーリングを仕掛ける際に意図的に行っているのがバレてしまうとまったく効果が無いという事が実験の結果でもあったからだ。

 

 

視点取得者とは

下記引用 人はどの程度同調されるとエージェントに親しみを感じるか

視点取得能力とは、自他の視点の違いを認識し、他者の
立場からその欲求や感情、思考や意図などを推し量り、社
会的な観点で判断する能力のことである。

参考論文

人はどの程度同調されるとエージェントに親しみを感じるか

対話状況におけるミラーリングが対人魅力に及ぼす影響

コメント

  1. […] 印象を操る小悪魔テクニック 「ミラーリング効果」 […]

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