疑わしきは罰せず
日本には、”疑わしきは罰せず”という慣例がある。
これは、えん罪を防ぐためにはある程度仕方ないのかなと思うが、
有罪が確定してもなお、犯罪者を守る法律が多く存在する。
これは、実際に何かの犯罪に巻き込まれないと気がつかないというか弁護士などの法律を扱う人でなければ、知らない人の方が多いと思う。
確かに、えん罪を防ぐために証拠をとことん精査するという事は分かるし納得もするが、確実に悪い事をしたという事が確認されてなお、被害者以上に守られなくても良いと思う。
というか、被害者をほったらかしで加害者を手厚く法律で守る事は少しずれているのではないかと思う。
たぶん、実際に被害者の立場になった時に驚愕する人が大半なのではないだろうか。そしてその気持ちは法律を作る人たちには届く事はないと思う。
そもそも同じ立場に立って、初めて気持ちが分かる事をテレビや新聞、書類越しに事件を知り、毎日の煩雑な仕事の合間に見て、そこまで共感できる事はないと思う。
賛成、反対
以前、私が犯罪者について調べていた時に知ったのが、刑法は基本更生を目的として作られている事を知り驚愕した事があった。
また、日本には死刑制度の有無について、色んな話し合いが行われているそうだが、死刑反対はの弁護士が実際に被害者なり死刑賛成派に変わったという事もあったそうだ。
仮に更生を基準に考えるとしても、流れ作業になっている感が否めない。
反省もせずに執行猶予がつくからと、適当なお詫びの手紙を書いて被害者に謝罪の意識があるという風に持っていく弁護士。
これが、本当に更生なのだろうか?
最後に
結局、何が言いたいのかと言うと
加害者よりの世の中より被害者よりの世の中を作っていった方が被害者にとっても救われるのではないかと思う。
ニュースなどを見ていても、未成年だからという理由で加害者の名前はです、被害者の名前はでる。その事が後にどれだけ影を落とす事も関係なく報道される。
この世の中は、加害者より被害者をつぶす方に長けている。
もう、そろそろやめませんか。
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