切ない小説物語 秒速5センチメートル レビュー

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秒速5センチメートル

 

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あらすじ(内容)

今回は、新海 誠 著の『秒速5センチメートル』という小説のレビューを書いていこうと思います。

新海誠さんを詳しく知りたい方はこちら→Wikipedia

まず、この本を読んだ感想は、「君の名は。」や「天気の子」に比べると、少し大人の雰囲気が感じられる作品でした。

小中高生が、共感できる部分は前半の部分で後半にかけては、ある程度経験がないと共感しにくい作品なのかなって思います。(と言っても僕もそれほど経験はありませんが…)

過去に甘酸っぱい恋を経験していればいる程、ドキドキと心が動き物語に吸い込まれていくような構成になっていて、第一話「桜花抄」は少年、貴樹と少女、明里の恋は、お互いの環境もあって出会うのが運命だったとも思わせる様に、互いが求め合うさまは、強く印象に残ります。

ただ、切り替わりの速さに少しついていけない部分もありました。第二話の冒頭や第三話は、ちらほらついていけない部分がありましたが、これは読む人によったら問題ない事なのかもしれません。

感想

最後に、この本を読んで僕が感じた事を書いて終わりたいと思います。

この本の『秒速5センチメートル』というタイトルに込められた意味は、生きていくという事は、それは今までかかわっていた人から少しずつ離れていき、新しい人と出会っていくという事。

その繰り返しの中で、燃え上がるような恋もあれば、ただただ悲しく終わってしまう場合もある。ただ過ぎ去ってしまえば、それは頭の端っこにかすかに残る記憶に過ぎなくなる。その繰り返しと分かっていたとしても、進んでいくという感じの意味なのかなと感じました。

ただ、個人的にはこういう結末かと思い、『君の名は。』の時に言われていた、新海誠さんらしさが無くなったという意味が少し分かった様な気がしました。

この記事が、この本をお手にとる参考となればと思います。

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