「スターウォーズ」という映画を知っていますか?
また、見た事ありますか?
知らない方もおられると思うので簡単な説明を付け加えておきます。
スターウォーズという映画は、広大な宇宙にある星々にその土地に適応した人類がいて、どの種族でも平和を望んではいるが、分かり合えなくて惑星間同士での戦争を描いた映画です。
その中心にいる”ジェダイ”という騎士を育てる時に教えられる考え方や心のあり方などの哲学をまとめた物が今回紹介する著書「ジェダイの哲学」という本になります。
今を生きる私達
心は揺れ動くもの
だからこそ、
本来居るべき、今ここに意識を集中させるんだ。
現代のセカセカと、忙しいこの現代だからこそ、必要な考え方ではないでしょうか。
あれやこれと仕事をこなしながら、毎日仕事に追われてしまっている人や、
今のままで良いのだろうか?
このまま平穏に過ごしていくのだろうか?
変わりたい!!
俺は、凄い事を成し遂げたいんだ。
そんな想いや感情が入り混じって悩んでいる学生や新社会人の方は是非ともこの著書をお勧めします。また、「哲学を知りたいけど、、」という方も始めの一冊にはもってこいだと思います。
スターウォーズの映画を題材に哲学を説明しているので読みやすくて、分かり易い構成になっているので、300ページと一般の本からすれば多めですが、半日程度で読めるのではないかと思います。
思い込みという足枷
どんな内容か分からないとかと、思いますので、ある一節をご紹介しようと思います。
映画を見た方であれば、分かるかなと思いますが、スターウォーズ エピソード4の主人公、ルークがダゴバへ、マスターヨーダを訪ねて行った時の話ですが、沼に不時着したXウィングファイターをマスターヨーダがフォースで移動してみろと課題を与えた時に、主人公のルークは、「やってみる」と言った。結果は、出来なかった。
そして、マスターヨーダは、当たり前の様に移動させて見せた。
ルークにマスターヨーダは、こう声をかけた。
「やる」か「やらぬ」かだ。「やってみる」はない。
そう、ルークは自分がXウィングファイターを動かせれるか分からなかった。反対にマスターヨーダは、動かせる事を知っていた。些細な違いだけど、大きく違う結果を導いた事になった。
自分を信じ切れていないものが、何かを成せれるようにはならないという事だ。
調べると、現実世界にもこのような事は沢山ある。
例えば、オリンピックの種目にもある男子100メートル走は、『10秒の壁』というのが存在した。
誰もが、人類は10秒を切るのは、「無理だ。」と思い。なかなかその壁は破られなかった。
でもある時、アメリカの選手が9秒9というタイムを出してからは、人類は10秒を「超えれる。」という思考に変わってからは、10秒を超える選手は沢山現れる様になった。
人に対して、思い込みという先入観は、ただの足枷にしかならないというのを、思い知らされる出来事だと思う。
最後に
こんな感じで、生きる知恵や
生きるとは何か。
運命とは何か。
今の自分を認めよ。
どんなに周りから変に見られようと自分は自分。
変わりようがない。
自分らしさを忘れるな。など、耳の痛い考え方や明日から実践しようと思える哲学が満載ですので、一読をお勧めします。
自分は、何もできないという想いの扉をこじ開ける一冊になるかもしれないですよ。
スターウォーズという壮大な物語に散りばめられた哲学の数々を、ご堪能ください。
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