片山修 著書『 豊田章男 』 レビュー

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豊田章男

あらすじ(内容)

この本は、現トヨタ取締役社長豊田章男さんの生まれからトヨタ社長に至るまでの経緯を、実際にあった、当人同士しか知りえないプロジェクトの裏側や企業内であった、内部抗争に抗いながら戦った内容を交えながら、豊田章男という男がどんな男なのかを知るための本である。

 

感想

この本を読んでまず思ったことは、創業家であろうが関係ないんだなという事。

代替わりは、戦国時代や三国志などでも語られているほど、変化を生むポイントだと思います。

三国志で有名な 官渡の戦いで曹操と対峙した袁紹も代替わりで失敗し、曹操に敗れ去りました。袁紹は優柔不断な性格もあり、3人の息子、長男の袁譚、次男の袁煕、末っ子袁尚の中で誰を後継者にするかは決めておらず、そのせいで各々を後継者にしようと画策したものが下に付き、策をめぐらせ兄弟間で争いを起こし、最後には長男の袁譚と末っ子袁尚間で戦争になり多くの血が流れました。

血こそ流れてませんが、現代の企業でもこのような事が起きていた事を初めて知りました。

創業家おろしとも言えるような激しい抵抗を受けてもなお、自分の信念を貫きながらビジョンを作り達成しようとする熱意で仲間と呼べる人をひとりずつ増やしていく事は、私たちも見習う事が出来るのではないでしょうか。

結局人は、肩書で動くより、気持ちで動く方がいい関係を築けるというのを体現してその事を学ばせてくれる内容でした。

 

この記事が、この本をお手にとる参考となればと思います。

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